【大学生必見】賃貸不動産経営管理士資格、新卒就職で有利になる?
大学生が注目している職種には、安定している公務員をはじめ、総務・経理などの事務系、薬剤師・看護師・医師などの医療系、研究・生産・製造などの技術系、警察官・保育士・栄養士などの専門職、編集・デザイナーなどのクリエイティブ職など人気があります。
そして、不動産業界に興味がある大学生も少なくありません。就活生に人気の業界であり、毎年多くの学生が志望しています。そこで、新卒就職の際に、賃貸不動産経営管理士の資格があると有利になるのか?気になる方もいることでしょう。
賃貸不動産経営管理士取得で大学生就活検証
賃貸不動産経営管理士協議会は、契約時に様々なトラブルが発生している現状を踏まえ、2016年に一部改正され追加した業務があります。
貸主に対する賃貸住宅管理に係る重要事項の説明及び書面への記名・押印、貸主に対する賃貸住宅の管理受託契約書の記名・押印の専門業務や、登録業者は事務所ごとに1名以上の賃貸不動産経営管理士等の配置義務が追加されました。
よって、賃貸管理を事業所業務としている不動産会社にとっては、賃貸不動産経営管理士の存在は、必要不可欠になりつつあります。6年以上の管理業務経験者でも良いとされていますが、新卒から採用して若手を育てる会社も増えています。
そこで、賃貸不動産経営管理士は、受験年齢制限がないので、大学生でもチャレンジできる試験です。大学在学中に合格しておくことで、有利に就活することができます。
登録要件には、宅建士合格、又は、2年以上の業務経験が必要で、学生のうちに合格したとしても、実務経験を積むことができません。ただ、就活の際は賃貸不動産経営管理士の合格者として履歴書に書くことができますので、試験突破したことに対し評価してくれるはずです。また、宅地建物取引士等と併せて取得することによりさらにその価値を高めることができます。
大学生就活企業ランキング≪不動産部門≫
- 住友不動産販売株式会社
- 東建コーポレーション株式会社
- 東急リバブル株式会社
- 大東建託グループ
- 三井不動産リアルティ株式会社
- みずほ不動産販売株式会社
- 株式会社MDI
- 株式会社オープンハウス
- 三井住友トラスト不動産株式会社
- 野村不動産アーバンネット株式会社
1番人気の住友不動産販売の主な事業は「不動産の売買・賃貸の仲介業務、不動産の受託販売業務、不動産の賃貸業務、その他付帯関連業務」になります。不動産の売買仲介実績は業界でもトップクラスで、安定性のある地位を誇っています。
続いて、2位の東建コーポレーションは、「リース建築事業、新商品開発事業、設計事業・建設事業、入居仲介事業・賃貸管理事業、リフォーム事業、ネット広告事業」で、賃貸不動産経営管理士の必要性が高い企業になります。
また、4位の大東建託グループは「アパート・マンション等の建設業務、入居者斡旋等の不動産仲介・建物管理等の不動産管理業務」、7位の株式会社MDIは「アパート・マンションなどの建築請負、及びその後の運営・管理、コンサルティング事業」としています。これらに関しても賃貸不動産経営管理士の存在価値が高い企業になります。
いずれも、大学生から人気の高い不動産関連の大手企業になるので、競争率は高くなりますが、賃貸不動産経営管理士合格者が有利に就活できる企業を選ぶことが内定のポイントです。一口に不動産業界といっても、仕事はさまざまなものがあり、企業によっても特徴や強み、仕事の内容などは異なります。
賃貸不動産経営管理士の資格を活かすのであれば、賃貸管理事業に注力している会社がおすすめです。大手企業から中小企業まで、新卒求人している会社は多々あります。