賃貸不動産経営管理士の模試(模擬試験)は絶対受けるべき。その理由を解説
これから賃貸不動産経営管理士の試験勉強を始める方、再チャレンジする方が知っておくべきことは、模擬試験の必要性です。過去問を中心に勉強すれば合格できるだろうと思われている方もいますが、合格している人の大半が受講している学校の模試や全国公開模試を受験している人になります。
賃貸不動産経営管理士模擬試験の重要性を検証!
初めて学ぶ人はもちろんですが、学習経験者についても、知識を定着させるには、ただ学ぶだけではなく、学んだことを確認する必要があります。そのためには、過去問の活用が重要になります。賃貸不動産経営管理士に限らずどの資格の受験対策において、過去問を解かずに試験に臨むということはあり得ないことです。
そして、過去問をしっかり勉強したのちに、受験しておくべきなのが模擬試験になります。過去問で勉強した知識に加え、模試を受けることにより、出題傾向に沿った予想問題に触れることができ、本試験に向けた実力アップを図れることができます。
模擬試験を受けるメリット
- 本試験で出題される重要なポイントがわかる
- 試験時間の使い方、未知の問題が出題されたときのシミュレーションができる
- 本試験直前の実力診断ができる
- 直前の弱点補強にも最適
- 全国模試なら自身の立ち位置がわかる
模擬試験実施している学校は、賃貸不動産経営管理士試験出題傾向を徹底的に分析した予想問題を提供しています。出題様式に慣れる⇒弱点を理解して対策を練ることができます。そして、全国公開模試の場合は、本試験と同じ時間で実施しているので、シミュレーションに最適。本試験の予行演習として当日に向け万全の対策を行うことができます。
模試受験後の解説講義で復習
模試を受験するだけでなく、その後しっかりと復習することが賃貸不動産経営管理士合格のポイントです。間違えた個所をしっかりと復習することで弱点補強&実力アップにつながります。また、各学校(通学・通信)では、問題ごとの正解率や平均点など成績表付、もしくはオプションでつけられるようになっています。直前期の総仕上げ、追い込みの指針に役立ちます。
賃貸不動産経営管理士予備校の模試一覧
賃貸不動産経営管理士講座を開講している学校は複数ありますが、全ての学校が全国公開模試を実施しているわけではありません。ただ、Web模擬試験の申込みが可能なスクールやコース内に模試が含まれている講座などもあります。
通信講座模擬試験
スクール名 | 名称 | 費用 |
---|---|---|
アガルートアカデミー | 解説講義付直前ヤマ当て模試 | 全2回10,800円(税抜) |
スタケン | kenオリジナルの実力判定模試3回分 | コース¥13,800に含まれている |
アガルートアカデミーの賃貸不動産経営管理士模擬試験は、不動産資格に精通した工藤講師が出題傾向を分析し、そして昨今の法改正情報や不動産業界に関する情報を加味しながら、オリジナルの予想問題の作成をしています。
過去問では問われなかったけれども今年出題される可能性が高い分野、事前に対策をしておいた方が良い分野も網羅しているので、受験することで当日ベストな状態で試験に臨むことができます。模擬試験を解いた後は全問解説講義で総復習が可能です。
その他、通信講座(オンライン)で賃貸不動産経営管理士講座を開講しているスタディングは、模試ではありませんが、コースに含まれている実戦力アップ演習、実戦力アップ講座で総復習することができます。さらに、建築・建設・不動産系の資格に注力している日建学院でも、コース内に含まれている問題解説講義で模擬試験(Web)2回実施しています。
全国公開模擬試験
スクール名 | 受験会場 | 費用 |
---|---|---|
LEC |
各本校、一部提携校(新潟、金沢、福井南、佐世保駅前、水戸美川) |
3000~5000円(申込形態により異なる) |
TAC |
全国19会場にて開催 |
4,000円(会場・自宅ともに) |
LEC、TACは全国展開している資格学校で、10~11月に賃貸不動産経営管理士の模擬試験を行っています。どちらも50問120分の新試験を疑似体験することができます。そして、会場は各学校の校舎の他に、自宅でも受験できるので、近くに校舎がない方も受験できます。各学校の受講生だけでなく、独学者や通信講座利用者など全国の受験生が利用しているので、自分の実力を試すことができます。
また、資格スクール大栄も賃貸不動産経営管理士講座を開講しており、カリキュラムに含まれる答案練習(全5回)は、本試験と同様の形式で学習できますので注目です。